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模型のチカラ

 計画が三次元で思ったとおりのバランスになっているのかを確認するために、基本設計時のプラン提出時には1/100、実施設計が完了した時点では1/50のスタディモデルを制作します。1/50では内部まで作り込み、インテリアの説明にも使用します。

 計画がスタートすると、ヒアリングから作業は始まりますが、最初は、あまり深くクライアントの要望に立ち入らないことにしています。                  
  まずは基本的な条件を把握し、クライアントと出会い、はじめて建築予定地に出向いた時の印象を大事に、第1案を制作し1/100モデルとともにプレゼンテーションを行います。
  モデルがあると、クライアントにとっても平面図、立面図では解りにくい立体構成を把握するのに役立ちますし、何よりその家が持つ“空気”を共有することができるのです。
  その後、対話を深め、第1案をベースにまとまるケースもあれば、ほとんどの場合、新たなプランを提案していくことになります。その際も必ず1/100のスタディモデルで確認、検討をしていきます。

  • ファーストプレゼン RC案
    この時は1/50で作った

  • 第2案 RC案 1/100

  • 第3案 木造案 1/100
    これが決定案となる

 基本設計がまとまると、より詳細な1/50のスタディモデルを制作します。“暮らし”が感じ取れるよう、家具や階段など出来るだけ詳細な作り込みを行い、完成イメージを表現します。

この白いボードで作られたスタディモデルは、建物が完成するまで、迷わずたどりつくための道標として、先を照らし、力を与え続けてくれるのです。

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